内容説明
日本で一番いけないのは、アメリカべったりの言論人と報道陣である―副島隆彦が論壇・メディア・政治を一刀両断。
目次
1 属国日本の学問(関西のある学術団体への寄稿文;F.フクヤマの『大崩壊の時代』を読んで考えたこと;ネイティビズムとビヘイビアリズム;ネイティビズムとビヘイビアリズムの続き;旧石器発掘ねつ造事件と、「日本文明派」の壊滅と、西尾幹二のおわり ほか)
2 日本の政治とアメリカ政治思想(政治問題を考える際の目のつけどころ;米原潜衝突事故と森首相の責任問題について;私の属国論が広がりつつある;映画「パールハーバー」について;ポピュリズムとは何か、についてしつこく再度説明する ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。イギリスの投資銀行勤務。現在常葉学園大学助教授。現代政治、日米関係論、アメリカ論、社会問題全般など、幅広い評論活動を積極的に展開。その大胆な発言が注目される気鋭の評論家。ホームページ「副島隆彦の学問道場」を開設し、その舌鋒はますます鋭さを増している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。